獣道を散策するための基本事項~その1~

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では早速「獣道を散策するための基本事項」を書き記します。

まず、株式投資の経験があるなしを問わず、ごく初歩的な解説をします。経験豊富な方には面白くないと思いますが、そのような方は読まなくても差し支えないと思います。

私自身、次世代の真の個人投資家を育成するために書き下ろしたテキストであるため、今から株式投資を始めようと考えている方も対象としているので、超初歩的な事項から解説
させていただきます。

基本事項①

投資する資金の性格をしっかり把握すること。

基本事項②

資金の性格を把握したら、投資スタンスの決定をすること。

基本事項③

自己(自主)ルールを設定し、そのルールを厳守すること。

以上①~③が基本中の基本です。

一見、当たり前のことばかりですが、今一度、投資経験豊富な方も振り返っていただきたく思います。

1 は使途が決まっている資金なのか、余裕資金なのかということです。

2 は使途が決まっている資金と余裕資金とでは当然、投資期間、投資対象銘柄、レバレッジ比率(信用引、先物取引等)が異なることを意味します。

3 は使途が決まっている資金であろうと余裕資金であろうと、利食い価格、損切り価格を明確に設定しておく必要があるということです。今の日本は高度成長期ではありません。銘柄にもよりますが、1980年代のような何でも上昇するといった、全体嵩上げ相場は期待薄です。

グローバル化した世界においては、資金移動も従来の何倍もの速度で世界中を駆け巡ります。

奇跡と称えられた日本の高度成長は遠い過去の遺物なのです。

現在の日本は成長率がゼロ前後まで落ち込み低成長国(成熟国家)と化しました。

成長国へ復活するためには、官民一体となって政策運営することが前提条件です。

しかし、マイナス金利下においても、いっこうに進まない規制緩和、既得権益へのしがみ付き等みていると、経済一流、政治二流の日本には厳しいと言わざるを得ません。

だからといって悲観することはありません。どのような経済状態になろうとも、市場はなくならないし、ボラティリティ(価格変動)はあるのです。

日本が低成長国になったといえ、現に最高益を更新している企業も存在します。

いつまでも過去の栄光にすがり旧態依然の体質を貫こうとする企業はもはや市場からは見放されています。

市場とは全てのものを「money(お金)」という統一された価値観に変換する冷酷な場です。

市場に参加している人間も市場に参加しているときは冷酷すなわち獣にならざるを得ないのです。

このことが、このブログを「獣道」と名付けた所以です。

パナソニック(6752、東1)、ソニー(6753、東1)がいつまでも世界一だと思い込んでいる投資家は前述したことを理解していないように思われます。

時代は流れ、人々のニーズも変化しているのです。

戦後の高度成長期に日本を経済大国へと導いてくれた方や私も含めバブル期を経験した方は、今の日本の株価(ミクロ的に例えばソニー、パナソニック
)が異様に安価に感じられるのではないでしょうか。

もう少し視野を広げて物事を考えればわかりますが、私たちが使用している電化製品はソニー、パナソニックでなくても充分事足りるはずです。

確かに海外では日本ブランドの価値は健在ですが、それも後何年持続できるのか疑問です。

株価がそれらを物語っているのではないでしょうか。

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