証券会社の懲りない面々

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日経平均株価は2015年6月24日に付けた第2次安倍内閣発足以来の高値20,868円を上回り20年10カ月ぶりの高値20,881円で引けました。

北朝鮮の挑発が小康状態となり、地政学的リスクはひとまず低下したことで買い安心感がでてきたのでしょう。

また、日経平均株価が20,000円の大台を回復してからの上昇は、売り方のショートカバーを誘発したようです。

株価は不安材料がなくなった時が「売り」なのです。

スマート・ベア(頭の良い弱気)もそろそろ白旗をあげて買い転換するのでしょうか?

先日のブログにも書きましたが、相場は頭のいい人が勝つとは限らないのです。

相応の知識と洞察力を身に付け、リスク・テイクしつつ自分を律することのできる人が勝つ世界なのです。

相場で勝つ条件の中で「自分を律する」、これが一番難しいのです。

知識はその気になれば、いくらでも習得できます。

しかし「自分を律する」ことは、なかなかできないのです。

何故でしょうか?

それは他人と闘うのではなく、自分と闘わなければならないからです。

この領域までくると相場で勝てる日も遠くはありません。

みなさんも頑張ってください(^^♪

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消えゆく証券会社のディーリング部

本日は、証券会社の内部事情について書きたいと思います。

あまり込み入ったことまで書くとお叱りをうけるので、軽く書きます。

先日、現役のディーラーの方と話したのですが、地場証券のディーラーは散々たるものらしいです。

東証がアローヘッドを導入してから、従来型の「一カイ二ヤリ」の原始的なスキャルピングは通用せず、会社側も貯えが少なくなっているようです。

よってリスクに対して非常に敏感になっているとのことです。

一日に100万円も200万円も勝たなくていいから、確実に20~30万円ずつ積上げろ!

との指示があるらしいです。

これって証券会社の人間が言う言葉ですか~?

っと疑いたくなります。

確実に毎日勝ちを積み上げる?

そんなことできると思っているのでしょうか。

まして証券会社の人間なら毎日勝つことなど不可能だというのは周知の事実です。

このような経営方針なので、本来勝てる技量を備えている凄腕ディーラーも、思うようなポジションを取れず、四苦八苦しているとのことです。

最近では、ディーリング部の閉鎖も珍しいことではなくなってきたので、報道されることも少なくなりました。

私が以前お世話になったディーリング部も先月で閉鎖いたしました。

時代の流れとは怖いモノです。

甚だしい時代錯誤

時代の最先端をいっているはずの証券会社ですが、実は超目先しか見えておらず、日銭欲しさに全くチンプンカンプンな企業戦略のもと経営しているのです。

未だに証券会社の情報量は個人投資家を凌駕しているので、ディーリング部は優位性がある、

と思っているのです。

確かに情報量は莫大です。

しかし、個々のディーラーにその情報を読み解く能力がないのですから、いくら情報があっても「宝の持ち腐れ」です。

まして情報に基づく売買ではなく板情報だけを頼りに「一カイ二ヤリ」を「よし」とするのですから、時代錯誤も甚だしいと言わざるを得ません。

証券会社はバブル崩壊後に随分と整理淘汰されましたが、またその波が押し寄せて来そうです。

最後には親方日の丸の銀行に支援要請し、銀行傘下になるのでしょう。

また、そうならないとグローバル化の荒波に耐えていける体力がありません。

未だに「フィデュ―シャリー・デューティー」(Fiduciary duty;顧客本位の業務運営)

では、証券会社の営業サイドはどのような状態なのでしょう?

株式市場が低迷すると顧客第一主義を『錦の御旗』に綺麗事ばかり並べていますが、中身はバブル期とほとんど変わっていません。

手数料に依存した収益体質から脱皮できていません。

資産家層はさておき、今の30~40代のこれからの日本を背負っていく世代は、証券会社の情報などアテにしていません。

未だに「フィデュ―シャリー・デューティー」(Fiduciary duty;顧客本位の業務運営)を社内研修でしているようでは、どうしようもありません。

当たり前のことをわざわざ研修でしないといけないという事実を情けなく思います。

私はブログを通じて投資教育の必要性を訴えていますが、国民に投資教育が浸透すれば、一番困るのは証券会社なのです。

いままでは株式投資や投資信託を理解していないお客さんの欲を煽って手数料をかすめ取っていましたが、お客さんが投資について知識を持つようになると、このような商売ができなくなります。

証券会社の社員が未だに

「○○には○○筋が介入しているみたいやで」、

「今度、外資系のアナリストが○○についてストロング・バイのレポート書くらしいで」、

よくこのような話をしているのを耳にします。

これが実態なのです。

自分で勉強した相場観など皆無なのです。

氾濫する情報を見極める能力を付ければ、証券会社からの情報など無くても充分相場で戦っていけます。

証券営業マンは株式投資のプロではなく、投資信託販売員と化してしまったのです。

あ~悲しいかな、この現実( ノД`)

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「自己責任の原則」が浸透すれば証券会社が困る

30年近く証券会社にお世話になりましたが、これから10年先の未来図を描くことは困難です。

野村證券等の大手は投資銀行業務に活路を見出すことできるでしょうが、ディーリング業務が振るわなくなってきた地場証券は、収益源をどこに求めるのでしょうか。

いつまでもお客さんは馬鹿ではありません。

20年10か月ぶりに高値を更新したにもかかわらず、証券株は大手証券株の戻りを見れば、証券業界の未来を織り込んでいます。

国民が投資教育を受け「自己責任の原則」が浸透すれば、最も困惑するのは証券会社なのです。

従来のような、上辺だけの顧客第一主義は見破られます。

今後の証券会社の経営戦略はいかに・・・

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

 

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