投資信託、ここが知りたい! ~その1 基準価額って?~

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4か月ほど一進一退を繰返していた日本の株式市場ですが、解散総選挙の報道を受け元気を取り戻してきました。

株式や投資信託を保有している方にとっては、嬉しいことですよね(^^♪

当ブログの読者は、これから資産運用をはじめようと考えている方が大半だと思います。

焦らずにゆっくり勉強してから投資してくださいね。

先日の日本経済新聞に投資信託市場への資金流入が活発になっているとの記事が掲載されていました。

8月は5,220億円の資金流入となり3月の流入額5,963億円以来の高水準になったようです。

日本の個人投資家は逆張り志向が強いので、株式市場が軟調に推移した8月に投資信託を積極的に買付けたようです。

以前のブログに書きましたが、運用成績のよい投資信託でも、買付けるタイミングってけっこう大切なのです(^^♪

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株式の価格は「株価」、投資信託の価格は「基準価額」

前回は投資信託の交付目論見書の読み方について学びました。

本日は基準価額と個別元本について勉強しましょう!

当ブログの読者は、資産運用に関して興味のある方が大半だと思います。

投資信託のみならず株式投資にも関心があるのではないでしょうか?

新聞の株価欄を見るとトヨタ6,733円、ソニー4,174円等、株価が掲載されています。

みなさんがトヨタの株を買いたいと思えば1株6,733円で買えますよね。

株式投資は最低売買単位(単位株)というのがあって、トヨタの株を10株だけ買いたいと思っても買えないのです(厳密にはミニ株投資という方法がありますが)。

トヨタの株を買おうと思えば最低売買単位である100株分のお金が必要になります。

ということは諸経費を含め6,733円×100株=673,300円+諸経費で680,000円前後のお金が必要になります。

では、投資信託の場合はどうでしょうか。

投資信託も株式投資同様、投資信託の価格があります。

投資信託の価格は「基準価額」と呼ばれています。

専門用語を使用して書くと

「基準価額とは投資信託の資産のうち、投資家に帰属する額(純資産総額)を口数で除した1口当たりの価額を10,000倍した価額(1口=1円の投資信託の場合)」

となります。

株式投資の場合の「株価」と同じです。

買付け方法は「口数指定」と「金額指定」の二通り

株式投資と異なり、投資信託を買付ける場合、販売会社にもよりますが「口数指定」「金額指定」の二通りの方法があります。

株式投資ではトヨタ株を20万円分買いたいという買付け方法はありませんが、投資信託の場合は可能なのです。

投資信託の三大メリットは何でした?

分散投資
少額投資
プロが運用

が三大メリットでしたよね。

少額から資産運用できるのは確かにメリットですね。

新規設定の投資信託なら最初の値段は1口=1円(たまに1口=10,000円の投資信託もあります)で基準価額は10,000円(10,000口)を基に運用が開始されます。

いったん運用が開始されれば、基準価額は日々変動します。

みなさんが、追加型投資信託(オープン型)を買付ける場合、基準価額が毎日変動しているので、いつ買付けるのかによって金額も変わってくるのです。

株式を買う場合は、それぞれの企業の株価に買付ける株数を乗じますが、投資信託の場合は、基準価額に口数を乗じて買付ける「口数指定」か、あらかじめ買付け金額を決めて買付ける「金額指定」を選択できるのです。

この口数が投資信託の取引単位になるのですが、1口あたりいくらかは、交付目論見書等で確認することになります。

1口=1円の投資信託なら10,000口あたりの価額が基準価額として表示されています。

「口数指定」の場合、基準価額を10,000で除した金額に買付け口数を乗じて買付けることになります。

買付け金額=基準価額×口数÷10,000

「金額指定」の場合、買付けたい金額を基準価額で除して10,000を乗じた口数を買付けることになります。

口数=買付けたい金額÷基準価額×10,000

1口=10,000円の投資信託なら1口あたりの価額が基準価額として表示されています。

「口数指定」の場合、基準価額に買付け口数を乗じて買付けることになります。

買付け金額=基準価額×口数

「金額指定」の場合、買付けたい金額を基準価額で除した口数を買付けることになります。

口数=買付けたい金額÷基準価額

このように書くと、わかりにくいので数値例で見てみましょう。

例えば前回のブログで参考にした「T&Dインド中小型株ファンド」、愛称「ガンジス」の9月22日の基準価額は10,978円です。(1口=1円)

この投資信託を「口数指定」で10口買付ける場合
10,978円×10口=109,780円(手数料等は考慮していません)

この投資信託を「金額指定」で100,000円分買付ける場合
100,000÷10,978×10,000=91,091口(手数料等は考慮していません)

となります。

定期的に買付けるなら口数指定より金額指定の方が、わかりやすいと思いますが、どちらの買付け方法であろうと、それほど違いはありません。

みなさんが投資信託を買付けた後、管理しやすい方法で買付ければいいかと思います。

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投資信託の基準価額の公表は「ブラインド方式」

投資信託を買う場合の注意点ですが、株式投資の場合は取引時間中に株価を見て○○○円で〇〇〇株、買います、といった具合に値段を指定して、自分が思っている価格より高ければ買付を見送ることができます。

しかし、投資信託の場合(ETF、J-REATを除く)は、当日の基準価額がわからない状況で買付けなければならないのです。

投資信託の申し込みを締め切った後で基準価額が公表されるのです。

このような方式を「ブラインド方式」といいます。

株式投資と違い、投資信託の場合は、分散投資が基本なので一日で大きく基準価額が変動することは稀ですが、数%程度の変動は覚悟しなければなりません。

 

基準価額についておわかりいただけましたでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回の「Smart Money ~投資信託編~」は9月26日です。

「個別元本」について解説する予定です(^^)/

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