株式投資の基本は、短期投資? それとも長期投資?

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昨日の日経平均株価は総選挙の序盤情勢で与党優位と報道されたことから、買いが優勢となり連日で高値を更新しました。

ザラ場中の日経平均株価の高値は20,994.40円と21,000円にあと一歩とどきませんでしたが、先物は一時21,000円にタッチしました。

二日連続で20年10ヵ月ぶりに付けた高値を更新したことになります。

北朝鮮問題もなかったかのように、メディアも揃って強気に転換してきたようです。

株式投資塾「獣道」のブログにも書きましたが、不安材料がなくなったときに株価はいったん天井となり、調整局面入りするものです。

本日13日(金)はオプション取引のSQです。

このSQを控えて21,000円を意識した攻防になったのでしょう。

さて今後の展開ですが、総選挙までは比較的堅調に推移すると思われますが、若干のスピード調整が必要ではないでしょうか。

日経平均株価、TOPIXが調整局面入りしたときに、新興市場に個人資金が流入すれば好循環になります。

特に出遅れ顕著なマザーズ指数の逆襲が始まれば、一足早くサンタクロース・ラリー突入となりそうです。

でも、安心ばかりしていられません。

「天災は忘れたころにやってくる」のです。

今後の相場のポイントとしては、米国の長期金利の動向です。

「米国の長期金利が上昇 → 日米の金利差拡大 → 円安 → 日本株上昇」

というシナリオを描いている方も多いと思います。

このシナリオ通りに相場が動けば、今回の上昇相場はいったん終了するでしょう。

金利上昇を軽く見てはいけません。

興味のある方は1986~1987年の金利と株価の関係を調べてください。

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投資スタンスを明確にして、株式投資に臨むべし

前回までのブログでは、株価の変動要因をマクロ的要因とミクロ的要因にわけて解説いたしました。

本日は投資スタンスについて書きたいと思います。

スタンス(Stance)には、立場、態度、姿勢といった意味があります。

投資スタンスという場合は、みなさまの「株式投資に対する姿勢」と理解していただければいいかと思います。

投資に対する姿勢とは、みなさまが株式投資をされる場合、どれぐらいの期間をみて投資するのかということです。

スキャルピングやデイ・トレードといった超短期の売買で小さな利益を積み上げていくのか。

スウィング・トレードのような比較的短い期間(数週間~数か月)の売買で中期的なトレンドを収益化するのか。

あるいはどっしり腰を据えて中長期投資(数か月~数年)で大きな利益を狙うのか。

投資する期間により自ずと銘柄選択方法や売買手法は異なってきます。

私自身は、30代前半のアナリスト時代は、中長期の視点から調査レポートを作成していました。

また、30代半ばからの10数年間は、ディーリング部に所属していたこともあり、超短期のスキャルピング、デイ・トレードを中心に2~4週間のポジション・ディーリングを得意としていました。

 

投資スタンスの勝手な変更は退場への第一歩、ロスカットを遵守すべし

投資スタンスには、みなさまが株式投資に費やせる時間的な制約が大きく関係します。

本業のある方が、スキャルピングやデイ・トレードで小遣い稼ぎしようと思っても、最終的には99%負けてしまいます。

株式投資をする上で一番してはいけないことが、長期投資で買った株が短期間で上昇したので、すぐに売却してしまった。

あるいは短期投資で買った株が下落したので、長期投資に切り替えた。このようなことを繰返していると、まず勝つことは不可能です。

投資スタンスの勝手な変更は退場への第一歩です。

何故でしょうか?

短期投資と長期投資では投資対象銘柄が異なるからです。

短期投資で勝負する場合、出来高が多く、株価の高値圏で売買することになります。

短期の値上がり期待は大きいのですが、売りそこなうと塩漬けになります。

短期投資の場合は、あらかじめロスカット価格(損切価格)を決め厳守することが最も重要です。

ロスカットできない方は、早かれ遅かれ市場から退場となります。

 

時間を味方につけ中長期投資で大きく稼ぐべし

では中長期投資はどうでしょうか?

中長期投資の場合は、時間を味方に付けれるので大きな値上がりを期待できます。

短期投資の場合と異なり、スリルといった側面からは物足りなさを感じるかと思います。

また、買った銘柄が少し上昇すると利益確定したくなります。

ここを我慢して利益を大きく伸ばすのは非常に忍耐がいります。

この心理的な変化については今後「行動ファイナンス」というタイトルで解説いたします。

中長期投資の場合は、買い付け当初のシナリオに変化がない限り忍耐強く保有し、利益を伸ばすことが重要になってきます。

銘柄研究にも時間を費やせることから、資産形成を目的とするならば中長期投資をお勧めいたします。

 

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本業を疎かにしては本末転倒

特に本業がある方は、中長期投資を基本にしてください。

中長期投資の場合は、慌ただしさもなく、本業にも専念できます。

また、本業がある方の短期投資は、株価が絶えず気になり本業も疎かになる恐れがあります。

こうなれば本業も上手くいかず、株でも損をすることになります。

これでは本末転倒です。

片手間で稼げるほど、短期投資は甘くありません。

百戦錬磨の強者が集結し、少しの利益を積上げていくのが短期投資なのです。

超短期投資で生計を立てたいと考えている方は、個人的にメールをいただければと思います。

ただ、超短期投資の場合は、その方の才能、センスという抽象的な概念の介入余地が大きく、誰でも生計を立てれるものではありません。

確立は数%です。

それでも挑戦したいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。

私がこのブログの読者にお勧めする投資スタンスはスウィング・トレード~中長期投資です。

中長期投資で資産形成を考えている方にとっては、有意義なブログになると信じています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は投資スタンス別の株式投資に対する心構え等について書きたいと思います。

今後もよろしくお願いいたします。

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